■NO 205号 モピ通信

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『Voice from Mongolia, 2019 vol.54』

  ノロヴバンザトの思い出 その94

  モンゴル学習支援事業&あすか野小学校

  質問に答えて・ 

  事務局から 

『Voice from Mongolia, 2018 vol.54』

(会員 小林志歩=フリーランスライター)

「日本の牧場で仕事を学び、経験を積んで
将来はモンゴルで羊の育成ビジネスを立ち上げて
祖国の発展に貢献したい」

-獣医師(26)、フブスグル県出身

乳か、肉か――。最近知り合ったモンゴル人獣医師のSさんは、この狭間で揺れ動いてい る。ご存じのとおり、どちらもモンゴル人にとって欠かせない日々の糧だが、どちらを食べ るか、という話ではない。働き口の話である。

牛乳を搾る牧場に勤めている。北海道では人手不足が深刻な業種のひとつに数えられ、か つては中国人、現在はベトナム人の技能実習生が多数働き、生産現場を支えている。多くの 場合、勤務時間は搾乳が行われる早朝、長い昼休みを挟んで、夕方となる。

彼が思案しているのは、肉牛の牧場への転職だ。モンゴルでは食肉生産販売会社で働いた ことがある。国際規格を満たし、馬肉を日本に、羊腸などをスイスに輸出していたというか ら優良企業だ。安定した仕事を投げ打ち、日本での就労のチャンスに賭け、昨年来日した。 人伝てに聞くところでは、仲介業者らにもかなりの金額を支払ったらしい。

肉牛の牧場では、勤務時間は朝から夕方、普通の日勤。目標とするアグリビジネスにつな がる知識や経験も得られるだろう。しかし、提示された給与は、現在受け取る手取りと比べ ると、少なかった。休日も今より少ない。大きな利点は、日勤ならば、現在は難しい保育園 への送り迎えが可能となり、子どもを呼び寄せることを検討できる。

日本語も1年間で意思疎通には困らなくなった。毎日新しく知った言葉はメモして、帰宅 後辞書で調べて自分のものにしているという。大学院でさらに専門性を高めたい、という思 いもある。「英語を勉強したい。モンゴルでは、日本語以上に、英語ができるほうが評価につ ながるから」。私の好きなことわざ、「ヘルテー・ボル・フルテー」(言葉ができれば、どこへ も行ける)ということ。日本での就労は、あくまでも将来のキャリアアップのための通過点 なのだ。

乳でも肉でも、日本型経営、家畜管理、市場の仕組み、機械操作から、労使関係に至るま で、仕事場は学びにあふれている。畜産の現場で日々貪欲に見聞きし、身体でおぼえたすべ ては、血となり、肉となり、将来に役立つことだろう。「こんなことは、すまい」という反面 教師として、でなく、良いお手本として使える学びが多くあることを願う。

ちなみに、私の住む十勝には、約23万頭の乳牛、約21万頭の肉牛が飼養されていて(十 勝畜産統計/2018年)、合わせると、地域の人口約34万人(2017年)をはるかに上 回る。そして、母牛が乳牛のホルスタイン、種牛が黒毛和牛というハイブリッド(交雑牛、 F1などと呼ばれている)の肉牛も生産されている。和牛よりお財布にやさしく、「国産牛」 として流通するホルスタインの肉より美味しい。機会があれば一度おためしを。

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今月の気になる記事

モンゴルで、肉の値上がりと品薄がニュースになっている。現地の新聞記事によれば「今 年は肉の価格が昨年より2倍以上になり、安価な備蓄肉も流通量が少ない」(2019年5月 15日、ゾーニーメデー紙 http://polit.mn/63054 主食ともいうべき肉の値段が倍以上に なれば、家計にどれほどのインパクトを与えるかは想像に難くない。草原の許容を上回るほ どに家畜頭数は増えているのに、何が起こっているのか?その理由を取材した、今年1月の 記事を紹介する。

「肉の高値は中国人でなく、仲買人たちのせい」

(筆者:P.オルナー)

肉の輸出で1億4650万米ドルの利益

このところ「肉の値上がりが止まらず、肉が『目の毒』になるほど高くなったのは、中国 人がわが国から家畜の肉を大量買いして貯蔵しているからだ」という言説がネット上に見ら れ、人々の口にのぼるようになった。大規模な食品ザハで、牛肉がキロ1万2-3千トゥグ ルグ(日本円で500円あまり)に達した。7千万頭もの家畜を所有するモンゴル人の間で 肉が不足し、肉を買って食べることが難しくなっている。

肉の価格上昇について、世間では輸出が増えたせいだとの批判が聞かれる。わが国の食肉 輸出は昨年、90%以上増加した。肉による収益は1億4650万米ドルで、大半を馬肉輸 出が占める。その他は、羊やヤギ肉、加熱処理した肉加工品が少ない比率で輸出されている との国家統計局の統計が出されている。

一部の人は「中国人は秋、家畜が太っているときにと殺した肉を買い集める。不法な取引、 観光ビザで入国した中国人による買い入れが広がってしまった。さらに南の隣国での豚の疾 病発生により、中国人が大量に買い付けている。これからツァガーンサルにかけては価格は 天にも届くだろう。馬肉とヤギ肉は手に入らなくなる」などと話している。

牛モモ・ブロック肉が最も高く、キロ1万2千トゥグルグで販売

昨年今頃にはキロ9千~1万トゥグルグ(約400円)だったものが、現在1万2-3千 トゥグルグ(約500円)まで値上がりした。先週、羊のブロック肉は6400トゥグルグ だったが、実際に肉が店先にあるのか、価格はどうなのか、各市場で取材した。(以下、一部 抜粋して紹介)

【フチットションホル・ザハ】いずれも、1キロの価格(単位トゥグルグ)

羊ブロック肉 8000/ヤギブロック肉6700/牛ブロック肉1万、牛モモブロック肉 1万2000

【バヤンズルフ ショッピングセンター】
ヤギ肉 6500/羊ブロック肉 8000/馬肉 8200/牛ブロック肉 1万500

【ブンブグル・ザハ】
羊ブロック肉 8000/馬ブロック・骨付き肉 各8500 このザハではヤギ肉は見かけず。羊と同価格で販売し、売り切れたとのこと。販売員は、中 国人の買い付けにより売り切れたなどと説明していた。

統計情報では、先週に比べ、羊の骨付き肉は1パーセント、骨付き牛肉は0.7%、ヤギ の骨付き肉は2.7%値上がりし、牛肉のブロック、骨付き馬肉については価格変わりなし、 となっていた。

販売員は、輸出規制不在による中国人の買い付けが理由と見る

販売員は肉が品薄、値上がりになったのは中国人たちの大量買いによると説明していた。 彼らは概して肉をヘンティー、ドルノドから仕入れるが、地方から入る肉が激減したことが 肉の値上がりの原因だと話した。先週と比較した価格は最も値上がり幅が小さいものでも千 トゥグルグ上昇とのこと。毎年、春に恒例の肉の価格上昇が、今年は冬の早い時期に始まり、 今後さらに値上がりが見込まれている。

一方で、一部で報道されているような、肉売り場が空っぽというような事態は見られず、 一部のスーパーではヤギ肉が目の毒になるほど高価に、羊肉と同じ価格で売られていた。

値段があまりに高いために、販売者の中には肉を買い付けできない場合もあり、人々の買 う量はさらに落ち込んだ。販売員の話では、肉の値上がりは中国人とその下で働くモンゴル 人による「値決め」の影響だという。輸入規制などの調整措置がないため、好きなように国 境の向こうに持ち出しているのだ、と彼等は考えている。

仲買人のために庶民や牧民に損害

一方、値上がりの影響は、だれよりも庶民の肩に重くのしかかっている。ひと月足らずで ツァガーンサルを迎える。お祝いの準備に追われる人々は肉、乳製品の値上がりに大きなス トレスを抱えている。市民の声を聞いて見よう。

ブンブグル・ザハの肉売り場の買い物客エンフジャルガルは「肉は本当に高くなってしま った。街に住むわれわれは何頭もの家畜でお祝いすることはない。ただでさえ、本当に必要 な分だけ、2週間に1回、月に1回という感じで買っているのに、この高値だ。ツァガーン サル前でさえ、今日より安かった。今年は国内に7千万頭の家畜が数えられ、少しは安くな るかと期待していたのに、どういうわけなのか。中国に肉を輸出していると聞くが、庶民に しわ寄せが来ている」と話した。

B.ジャルガルバヤルは「いや、肉の値段がここまで上がるとは、言葉も出て来ないよ。何 より政府の無策を示している。政府が仲買人を指導し、従わせることができるようになるま で価格は安定しないだろう。本当のところ、これは中国人でなく、仲買人のせいで、国民や 牧民が損益を被っている。値上がり続きで本当に腹が立つ」

匿名の市民Bは「空腹で床につかざるをえず、やせ細っている。一番安い馬肉や羊肉を5 00グラムだけ買っているのを見れば、実態がわかるだろう」と言い、口をつぐんだ。

中国は肉を売り惜しみする必要などない

結局、売り手も市民もそれぞれ、肉の値上がりは中国人が大量買いしているのが悪い、と の見方をしていた。実際には、モンゴル人は、国内にいる家畜の羊毛・カシミア以外は資源 を活用し切れておらず、何百万頭もの家畜にワクチンを打ち、貯蔵しているのだ。肉と乳、 乳製品の少ないパーセンテージのみが国内で消費される。諸外国はモンゴルの家畜・肉は病 気の問題がある、と言われて買ってもらえないのは、紛れもない事実である。

今年、中国で豚の疾病が発生し、中国への食肉輸出に興味を持つ業者が動き、それに乗じ た仲買人が牧民から安く買い付けた。販売員の言葉からは、仲買人が中国人に高値で仲介し、 肉の売り手や市民が損益を被った構図が見えて来た。とはいえ、世間的には中国人がモンゴ ルの家畜を大量に買い上げて貯蔵し、略奪し尽くすとの認識が広がり、市民がネット上に反 対意見を書き込んでいる。

本来、値段をつり上げる仲買人が手を出す余地のない、政府の輸出方針が打ち出され、中 国のみならず、国際市場への食肉が出せれば最も利益が大きい。何よりも、牧民や普通の買 い物客に害となる値上がりを引き起こす仲買人を何とかすることが先決問題だ。

食糧農牧業・軽工業省は原因を調査中

担当官庁である食糧農牧業・軽工業省は肉の値上がりの原因を調べており、来週から何ら かの事前の対策を講じるという。この時期の市場における価格上昇の対策を調査する作業班 が組織されたという。

近年、ウランバートルとダルハンオール県の住民を対象に、金融機関から、春の食肉需要 に備える家畜や肉生産者向けに、金利の優遇措置を提供している例もある。

同省は年間に輸出する食肉の量に制限を設けている。国家危機管理委員会の承認を受け、 年に羊は341万2400頭(肉換算6万1400トン)、ヤギは313万2900頭(同4 万7千トン)、牛21万4200頭(同2万7900トン)、馬29万1千頭(同4万3千6 00トン)という。

ニュースサイト Medee.mn  http://bataar.mn/n/79075  2019年1月8日 (原文モンゴル語)

(記事セレクト・抄訳=小林 志歩)

※転載はおことわりいたします。引用の際は、必ず原典をご確認ください

ノロヴバンザトの思い出 その94

(梶浦 靖子)

観光資源としての音楽

もしも、「新モンゴル音楽」をモンゴルの伝織音楽である、として、昔ながらの伝続音楽よ りも優選し、内外に向けて盛んに演奏してゆくとしたら、モンゴル文化やモンゴルの人びと には不利益しかもたらされないように思える。つまり、観光資源としての音楽の価値がむし ろ低下するのではないか、ということである。モンゴルの楽器で奏てるものの、なかば西洋 音楽とも言える楽曲の鳴り響きは、世界の聴衆にどのような印象を与えるだろうか。観光客 としてモンゴルを訪れた諸外国の人々や、モンゴルの音楽家が公演に出かけた先の国の人々 にはどう受け取られるのだろう。民主化以降のモンゴルの音楽家にとって、 国内よりもそう した諸外国の聴衆のほうが、音楽CDの購買者やコンサートの観客など、音楽の市場としては 大きく重要になってきている。そうした中で披露されるべき音楽とは 何だろうか、という話 だ。

およそ観光資源というものはその土地や文化に特有で、他では見られないもの、そこにし かないものだろう。だからこそ珍しがられ、興味を持たれ楽しまれる、とも言える。ある楽 曲が西洋音楽の理論に基づいているかどうかは、ある程度音楽に親しんでいる人間の耳には すぐに聞き取れる。明らかに西洋音楽的である「新モンゴル音楽Jを「モンゴルの伝統音楽Jだとして紹介されたなら、諸外国の聴衆の中には怪訝に思う人も多いのではないだろうか。

そういった西洋的な楽曲のほうが聴きやすく感じる向きもあるかもしれない。まったく馴 染みのない異国、異文化の音楽よりも、いくらか親しみのある西洋音楽の要素が多い楽曲の ほうが抵抗なく聴ける、という意見もあるかもしれない。また、いわゆる西洋クラシッ ク音 楽に異国情緒 (西洋から見て)を加えたような楽曲を好む向きからは、興味を持たれるかもし れない。

しかし、わざわざお金を出してモンゴル音楽のコンサートに足を運ぶ諸外国の観客ある いはCDの購入者には、西洋音楽とは違う何かを求めてやって来ている者が少なくないと思う。 モンゴル独自の音楽とはどのようなものかを知りたがっているはずだ。そこで聴かされるの が西洋的な響きの楽曲ばかりであったなら、彼らは落胆しモンゴル音楽に対する 興味を失っ てしまうのではないか。よく耳にする西洋音楽とあまり代わり映えせず、残念でつまらなく 感じ、距離を置いてしまうのではないか。わざわざ足を運んで聴きに行く意欲をなくすので はないか。そうなった分だけモンゴル音楽の聴衆は減り、世界の中でのモンゴル音楽の市場 は拡大する機会を失うのではないか。そうした不利益につながるのではないかということだ。

西洋音楽とその流れを汲む音楽は世界中、あちこちに溢れている。諸外国にファンが現わ れてきているとはいえ、モンゴルの伝統音楽は今のところモンゴルにしかない。そして昔な がらの伝統音楽にこそモンゴル独自の要素が多くある。その希少価値や独自性という意味で も、昔ながらの伝統音楽は大いに尊重されるべきなのだ。

人は見下し軽んじているものを学び、大事に守り次代に継承しようとはなかなか思うもので はない。もしモンゴルの人々の大半が西洋音楽的な「新モンゴル音楽」ばかりを尊び、昔な がらのモンゴル音楽を軽んじ続けたなら、早晩、モンゴル独自の鳴り響きは消え失せかねな い。モンゴル風の衣装をまとった音楽家が馬の頭部が彫刻された弦楽器を弾き鳴らしても、 鳴り響くのはモンゴル風に味付けされた西洋(的な)音楽ばかりになったとした ら、まったく の悲劇だ。それらは観光資源としての価値が無くなるばかりか、音楽文化としての存在意義 すら疑われかねない。そのことをモンゴルの人々や、モンゴル文化に心を寄せる世界の人々 に考えてもらいたい。

一部だけなのかもしれないが、「新モンゴル音楽」の人の中には、西洋の、特にクラシック 音楽のように振る舞えば、世界の音楽シーンの中でそれと同等な地位や市場を得られると考 えているかのように見受けられるふしがある。少なくとも私にはそのように感じられている。 世界的に広まっている西洋クラシック音楽の一部になることで世界に広まろうとしている ようにも思えるのだ。

とはいえ、西洋化しさえすれば世界に広まり、地位や名声が上がり手にする利益が増だする ものかどうかはわからない。むしろ先に述べたように逆の反応が返ってくるかもしれない。 そもそもモンゴル音楽と西洋音楽とは歴史も文化的背景も異なっており、文脈が違うのだか ら、モンゴル音楽は独自の路線、ありかたを目指すべきではないだろうか。

二十世紀に生まれた新たな音楽ジャンルとして、「新モンゴル音楽」が、西洋クラシック音 楽に類似した活動を行うことも一つの音楽文化の流れといえる。しかし蒸し返すようだが、 それを「モンゴルの伝続音楽」の一つだと称することはやはりおかしい。多くの場合、「伝統 音楽」という語がその文化に特有の、独自の音楽との意味合いて用いられることを考えると、 そのやり方は伝統音楽というものの意味や存在そのものをひどく歪める行為に思える。

ともかくも、昔ながらの伝続音楽の軽視は、文化的、道義的な意味だけにとどまらず、モ ンゴルに経済的な意味での不利益さえもたらしかねない。この点をモンゴルの人々にはぜひ 考えてもらいたいと思うのだ。

(つづく)

モンゴル学習支援事業&あすか野小学校

~先生、子どもたちからお手紙が届きました~

質問に答えて・

通信をありがとうございました。

モンゴル体験支援学習ということで日本の学校にどんな活動をされているのですか。 通信で目的とか活動内容を教えて頂けるとありがたいのですが。

(吉崎 彰一)

モンゴル学習支援事業活動内容を紹介します。

「ここは広い草原です。」から突然始まる 私たちの授業の見どころは、なんといって も「ゲルの組立実況中継」です。子ども達 は、ゲルの周りできるだけ近くでぐるりと 囲むように座ります。

扉の位置を決めるところ、ハナがラクダ の皮でつなげられていることやオニの内 側に模様がついていて、中から見上げると どんな様子になるかなどを解説すると、い つも大きな歓声が上がります。 ゲルの組立は本場と同じ(?!)、調子よく 進む日もあれば、なかなか進まない日もあ ります。

なかなか進まない時は、「このゲルの中 に何が入るかな」「トイレやお風呂、テレ ビはどうなっているかな」というクイズを 出しながらその様子を見守ります。

子ども達が興奮するポイントは授業の一番最初にもあって、担任の先生や、校長先生、関係 の先生全員が民族衣装を着て登場する瞬間です。

こんなにも子ども達が喜んでくれるのかといつも驚かされ、こちらまで幸せな気持ちになり ます。

みんなでワクワクしながら見守ったミニゲルが完成したら、「ここに何人入るでしょう。答 えは、みんなで確かめてみてね。」と言って前半は終了します。子ども達は目をキラキラさせ、 ワクワクがあふれる表情で次の時間を待っています。

後半は、全員が選んで着られる『民族衣装』、30人弱入ってしまう『ミニゲル体験』、み んなが弾けちゃう『馬頭琴や羊毛、お金などにふれる』3つのコーナーに分かれてじっくり 楽しみます。

文化の解説や民族の紹介ではな く、【本物にじっくりふれる体験】 こそが異文化の理解や他国の尊敬 につながるということを毎回実感 させていただいています。1月、2 月の寒い時期ではありますが、体育 館でゲルを組み立て、子どもたちの 歓声に包まれると何とも言えない ほっこりした気持ちになります。準 備や片付けでは汗をかくこともあ りますが、そんなことは吹っ飛ぶく らいの充実感があります。

ぜひ一度、みなさんも一緒にやってみませんか。ミニゲルが毎回寸分違わぬサイズで仕上 がる裏ワザなどもご覧いただけますよ。

(徳山理沙記)

モンゴル学習支援事業に協力しているメンバーを紹介します。 伊藤知可子・鈴木聡・金田悦二・村上雅彦・早野直子・斎藤生々

各学校の2年生の児童数(約60名~約200名)など、その都度の内容に応じて、4名 から5名で担当します。ミニゲル、デールなどの荷物は、レンタカーでの移動になります。 金田さんが自家用車を出してくださる場合もあり助かっています。(斉藤生々)

事務局からお願い・

令和元年度モピ年会費のお願いです。

年々モピ会員が減少し、維持が難しく思う今日この頃です。会費をすでに納めていただ きましたみなさまありがとうございました。未納のみなさま、忘れずにご協力くださいま すようお願い申し上げます。

(郵便振込 口座名モンゴルパートナーシップ研究所、口座番号00940-6-84135)

(三菱東京UFJ銀行 口座名トクヒ)モンゴルパートナーシップケンキュウショ)

口座番号 普通5096982

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事務所
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tel&fax 075-201-6430

e-mail: mopi@leto.eonet.ne.jp

MoPI通信編集責任者 斉藤 生々

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